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なかブログ

日々の何気ないできごと,感じたことなどを徒然とつづっていきます。

国母騒動を見て思うこと

今更な感じもするけれど,一連の報道を見て思ったことを備忘録的に書き留めておきたい。

とりあえず

個人的には国母氏は批判されて然るべきだと思う。
まぁ一部過激な考えの人もいるようだけれど,
「欧米ではそんなところを気にしない」とかいった理由で擁護することは決してできない。

彼の問題は服装を着崩していたこともさることながら,
その後の記者会見が非常にまずかったと多くの人が指摘している通り。
「うっせーな」とつぶやいてみたり,「反省してま〜す」とふざけてみたりと突っ込みどころ満載だったわけで。
あれで批判されることはないと思っていたとか,
批判を逆なですることになると思わなかったというのなら
彼は根っからの非常識人というか社会人としての何かが欠落していると思うし,
オリンピックの日本代表という立場を舐めすぎていたとしか言いようがない。

基本的には

私も「見た目で人を判断すべきではない」という考えだけど,
どうしたって第一印象である程度推し量ってしまうもの。
「人は見た目が9割」とかいう本がベストセラーになったように。
もし仮に殊勝な態度でオリンピックに臨んでいれば仮に予選落ちでもスルーされるだけの話なのに,
あそこまで不遜な態度で注目されてしまったら
もうメダルを取らざるを得ないというところに自ら追い込んでしまった。


「着崩しもファッションの一部さ」と心中では嘯きながら
あんな不遜な態度で記者会見を開くくらいなら,
いっそのこと「オリンピック出ません」と宣言するくらいの気概は見せてほしかった。
結局2回目の会見で「ご迷惑をおかけしました」とありきたりの謝罪をしたということは
やはりオリンピックに出場することに魅力を感じているわけで。
あそこで不参加宣言をすれば私も含めて擁護してくれる人はかなりいたと思うけれどどうだろう。


この問題に対する賛否両論を見ていて
高校時代に「染毛禁止」「ピアス禁止」「アルバイト禁止」
となっていた校則を変えようとしていた生徒会役員がいて
いつも口論していたのを思い出しました。
私の考えは「校則で決まってるんだから守れよ。守れないなら他の高校行けよ」という至極単純なもの。
他に選択肢があるのに敢えて条件の悪いところにしがみついて
なおかつルールを無理にでも変えようなんておかしいだろうと。
今回の一件もこれと同じで,服装でうるさく言われるのが嫌なら代表を辞退すればいいわけで。

実は

書こうかどうか迷いつつもこの件について書き留めておこう
と思ったのははてなブックマークのホットエントリにこんなのを見つけてしまったから。


はてなブックマーク - 「品格」は他人叩き大好き無能者の最後のよりどころ - NC-15
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/muffdiving/20100216/1266252634


この中で引っかかったのはこの一文。

で、国母選手叩いてる連中にしても、同じようにやれるかというと、そうではないわけで。そういう前提忘れて叩いてる奴がどれだけ多いことか。

これは要約すると「国母と同じ技術持ってない連中は叩くな」となるわけですが。
だとすると自分が政治家と同じように政治運営できる人しか
時の政府を批判することもできないと言うことになるんでしょうか。
逆に言うと「能力的に優れていれば他人を批判しても良い」ということに。
とても危険な思想ですね(にこにこ)
結局「成績さえ良ければ何をやってもよい(許される)」
という風潮が朝青龍みたいなのをのさばらせる結果になったのではないかと。

最後に気になったブコメを一つ。

mnby:近所の高校生に「制服を腰ばきするな!」と面と向かって叱れる大人なら、国母にも言っていいと思う。それが言えない大人が、テレビの国母を叩いてる。醜悪。

これは違うと思う。校則で決まってるかどうかが問題でないの?
大抵は校則で禁止されているだろうから
とりあえずその高校生の通う学校に苦情を言うのが筋だし,
今回の一件でもスキー連盟に相当数の苦情が殺到しているとニュースになっていたと思います。
個人的感情はさておき「日本代表であるからには制服をきちんと着る」
という暗黙のルールを引っかき回したから批判されているわけで,
個人的に好きか嫌いかはどうでも良いのではないかと思うんですけど。
そりゃ好きじゃないから批判の嵐に晒されていると
それこそ溜飲が下がるというのはあるけれど,批判される理由の根本はそこではないと思うのだけれどどうなんだろう。

結論としては

橋本団長?の決断は甘かったと思う。
せっかくスキー連盟の側から出場辞退の申し出があったのだから
それに乗っかって日本に送り返しておけば良かったし,
上段に構えて批判していた多くの国民はそれで納得したはず。
本人にも世間にも「ルールを破るとこうなるんだぞ」
という見本,言い方悪いかもしれないが見せしめにすべきだったと私は思う。


妙な玉虫色の決着を図ったせいで本人はメダルを取らないと帰れない空気になってしまい,
批判している人達の溜飲も下がらないという中途半端な結果に。
個人的には彼がメダルを取れずに帰ってきたほうが
本人のためだと思っていますが,もしメダルを取ってしまったら,世論・マスコミはどう反応するのでしょうかねぇ。