なかブログ

日々の何気ないできごと,感じたことなどを徒然とつづっていきます。

目盛りを省略したグラフ=捏造グラフ??

RinRin王国さんで取り上げられていたこの記事がちょっと気になりました.
すでにはてなブックマークでも話題になっているようです.

日常化するNHKの捏造棒グラフ高木浩光@自宅の日記

NHKで使われている棒グラフを取り上げて「NHKはグラフを捏造している」と主張しています.
ただここで取り上げられているグラフを見る限りでは捏造とは言えないのでは?と思います.
0からの値をそのまま棒グラフにすると見た目に差が見えにくいときに,
x軸とy軸の交点を0よりも大きな値に設定することはプレゼン資料などではよくある手法です.
これはテクニックであって捏造とかそういった類のものではありません.
以前に月刊アスキーで連載していたエクセルのコラムでもこの手法はテクニックとして解説されていました.
「捏造」というのはまったく存在しないデータを作り出すことです.
高木氏が挙げている例でも実際にその値であってそれ自体を捏造したわけではないはずです.
確かにいささか恣意的にデータの印象を変えようとしている側面は否めないですがあくまでこれはテクニックの一つです.
数値とグラフを別のところから持ってきて組み合わせたこれのような事例は捏造でしょうけど,
なんでもかんでも捏造だと騒ぎ立てるのはナンセンスだと思うのですが.

目盛りは必ず示すこと。棒グラフでは原点を0とし、波線省略を使わない。

これを守っていてデータそのものが捏造されたものとデータは正しいけど部分的に省略されたもの.
私たちはどちらを信じるべきなんでしょうか……?