なかブログ

日々の何気ないできごと,感じたことなどを徒然とつづっていきます。

008/100-涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

第8回スニーカー大賞<大賞>受賞作.うーん,さすが大賞を受賞するだけのことはあると思わせる作品でした.
この4月からのアニメ化を機に軽い気持ちで読んでみようと思い立ったわけなのですが目から鱗が落ちた感じです.
読み始めたときはちょっと電波系の女の子を中心にしたドタバタコメディかと思っていたのです.
ところが読み進めていくうちにドタバタしてはしているのにれっきとしたSFとして成立していることがわかってきます.
ハルヒの言動が単なる妄言ではなくちゃんと意味のあるものであり,
彼女の望むように未来人だの宇宙人だのが集まってくるなんて設定は既存の作品ではちょっとお目にかかれないです.
こんなおもしろい本を今までスルーしていたのがもったいないと思わせるくらい私の中では高評価です.


……とべた褒めなのですが,実をいうとこの作品は以前に読もうとして挫折した経緯があります.
それは主人公・キョンの独り言口調で地の文が書かれているのが読みにくくてしかたなかったわけです.
でもアニメを見てから読んでみると意外に違和感なくすっと頭に入ってくるんですよね.
アニメ版で声がついたことによって脳内変換がしやすくなったのでしょうか(笑)
いずれにしてもおもしろかったのでAmazonで「溜息」「退屈」「消失」と3冊一気に注文してしまいましたw 続きを読むのが楽しみです.
評価:★★★★★(5/5)